Chronology of the Japan Art Association
日本美術協会 小史
- 1879(明治12)
- 日本美術協会の前身組織、「龍池会」発足
- 1880(明治13)
- 前年内務省博物局が開催した『観古美術会』を継承し、第2回を開催(以後毎年開催)
- 1887(明治20)
- 上野公園内の宮内庁保有建物の下賜と敷地の無償貸与を受け、美術展示館建設着手
日本美術協会設立(「龍池会」 改組)
初代総裁 有栖川宮熾仁殿下 - 1888(明治21)
- 美術展示館(列品館)落成
展覧会名称を『美術展覧会』と改める - 1895(明治28)
- 有栖川宮威仁殿下、総裁にご就任
- 1897(明治30)
- 1900年パリ万国博覧会に出展する日本古美術展のため、作品の選定に奔走
- 1900(明治33)
- 新館竣工。日本における美術工芸保護奨励の中央機関としての体制を確立 パリ万国博覧会
- 1913(大正2)
- 久邇宮邦彦殿下、総裁にご就任
- 1921(大正10)
- 皇室のご下賜金、三井、三菱財閥の援助で美術館本館落成
- 1923(大正12)
- 関東大震災で列品館を除き焼失
その後仮事務所と倉庫建設 - 1929(昭和4)
- 高松宮殿下、総裁にご就任
- 1943(昭和18)
- 戦争激化により『美術展覧会』123回で休止
- 1947(昭和22)
- 徳川慶光、会頭に就任。活動再開、会館建設に向け奔走
- 1950(昭和25)
- 団伊能、会頭に就任。前年より日本画三派展覧会開催
(昭和36年頃まで) - 1966(昭和41)
- 都知事より美術展示館建築計画の許可が下り、着工
- 1968(昭和43)
- 美術展示館竣工
- 1971(昭和46)
- 岸信介、会長に、鹿内信隆、副会長に就任
- 1972(昭和47)
-
美術展示館を上野の森美術館と改称
以降、『桃山・江戸・明治300年の美術展』、『巨匠画家の彫刻展』、『ピカソ陶芸展』など大型美術展を開催 - 1983(昭和58)
- 『上野の森美術館絵画大賞展』 始まる
- 1987(昭和62)
-
常陸宮殿下、総裁にご就任
中曽根康弘、会長にご就任 - 1988(昭和63)
-
「高松宮殿下記念世界文化賞」創設
国際顧問推薦委員会発足 - 1989(平成元年)
-
鹿内信隆、会長に就任
「世界文化賞」 第1回受賞者発表・授賞式開催 - 1991(平成3)
- 瀬島龍三、会長に就任
- 1993(平成5)
- 『ニューヨーク近代美術館展』 開催
- 1997(平成9)
- 世界文化賞「若手芸術家奨励制度」 発足
- 2001(平成13)
- 『ニューヨーク近代美術館名作展』 開催
- 2002(平成14)
- 『ピカソ―天才の誕生バルセロナ・ピカソ美術館展』 開催
- 2005(平成17)
- 世界文化賞受賞者ジグマー・ポルケの日本で初となる個展 『不思議の国のアリス』開催
- 2006(平成18)
- 上野の森美術館別館 落成
- 2008(平成20)
-
「高松宮殿下記念世界文化賞」20周年
日枝久、会長に就任 - 2013(平成25)
- 日本美術協会創立125年記念『有栖川宮・高松宮ゆかりの名品』展開催
- 2018(平成30)
- 「高松宮殿下記念世界文化賞」30周年