第2回(1998年) ポーランド国立映画テレビ演劇学校
[ 選考担当 ] ヘルムート・シュミット国際顧問
「ポーランドの映画文化をつくろう」と、ポーランドの映画関係者が1948年に創設。政治的に芸術家に厳しかった時代にも、アンジェイ・ワイダ(1996年世界文化賞受賞者)やロマン・ポランスキーなど世界的な映画監督を送り出してきた。監督、カメラ、製作、俳優の4学科に250人が学ぶ。奨励金は学生による映画制作に充てられた。シナリオを学内で公募、ボスニアからの留学生の作品「雨のにおい」が選ばれ、1999年に映画化され、数々の映画祭で上映された。