「世界文化賞」国際顧問に安倍晋三前首相
前首相の安倍晋三氏が、2021年9月より「高松宮殿下記念世界文化賞」(公益財団法人 日本美術協会主催)の国際顧問に就任しました。
アジア推薦委員会委員長の国際顧問は、中曽根康弘元首相が1994年から2018年末まで務めた後、名誉顧問となり、2019年11月に逝去されました。安倍氏は中曽根氏の後任として、アジア推薦委員会を主宰し、2022年から受賞候補者の推薦を行います。
安倍晋三氏の略歴
1954年9月21日生まれ。成蹊大卒。1993年に衆院議員に初当選し、当選9回(山口4区)。自民党幹事長、官房長官などを歴任し、2006年に第90代首相に就任。2012年に第96代首相として再登板。首相辞任の2020年9月までの通算在職日数は歴代最長。
日枝久・日本美術協会会長の話
「安倍氏はこれまでも世界文化賞の式典に出席できない時は、必ず授賞式にビデオメッセージを寄せてくださいました。他の国際顧問の皆さんも大いに期待しています」