高松宮殿下記念世界文化賞 新型コロナウイルス・パンデミックへの対応について
公益財団法人 日本美術協会は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)への対応策として、第32回高松宮殿下記念世界文化賞(世界文化賞)の今年9月の受賞者発表、ならびに10月の授賞式を、本年は実施せず、来年2021年9月と10月にそれぞれ開催することを決定いたしました。
受賞者の発表を予定していた今年9月もパンデミック収束の見通しが立たず、世界各地で混乱が続いているとみられること、また授賞式を予定していた10月も海外の受賞者、世界文化賞の国際顧問やゲストの来日が安全面から難しい状況であることから、本年の世界文化賞イベントをすべて来年に開催することにしたものです。
来年10月の授賞式が、ウイルスの脅威を乗り越え、世界的危機から脱した時に開催できることになれば、世界文化賞は国境、人種、言葉の壁を超えて、世界の人々の心を癒し、心を一つにできる芸術の偉大な力を祝う機会になるものと信じております。
第33回以降の世界文化賞イベントは、2022年から順次、開催いたします。