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2006年 第18回 受賞者発表は9月8日

2006.7.28

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高松宮殿下記念世界文化賞の第18回受賞者は、来る9月8日(日本時間)、ニューヨークをはじめ、パリ、ローマ、ロンドン、ベルリン、東京の各都市で発表いたします。
また、97年に発足した世界文化賞の活動の一環である、若手芸術家奨励制度の対象者発表と授与式が、9月7日(日本時間8日)、選考を担当した米国ウィリアム・ルアーズ国際顧問が主宰する、ニューヨークでの世界文化賞受賞者発表の席上行われます。

高松宮殿下記念世界文化賞 Praemium Imperiale
財団法人 日本美術協会 The Japan Art Association

財団法人 日本美術協会(会長 瀬島龍三)は、1887年(明治20年)に設立された日本で最も歴史ある文化財団です。東京・上野公園内に上野の森美術館を運営し、美術展を企画、開催しています。代々、皇室から総裁を戴き、初代の有栖川宮熾仁殿下以降、有栖川宮威仁殿下、久邇宮邦彦殿下、高松宮殿下が、そして1987年から常陸宮殿下が総裁を務められています。
1988年、協会設立100年を記念して、前総裁 高松宮殿下の「世界の文化芸術の普及向上に広く寄与したい」というご遺志を継ぎ、高松宮殿下記念世界文化賞が創設されました。国際理解の礎となる文化芸術の発展に貢献した芸術家に感謝と敬意を捧げ、その業績を称えるもので、世界の芸術家を対象に、毎年、絵画、彫刻、建築、音楽、映像・演劇の5部門、5人に感謝状、メダル、賞金1500万円が贈られます。
受賞者の選考は、国際顧問-中曽根康弘(元首相)、ウィリアム・ルアーズ(米国連協会理事長)、レイモン・バール(元仏首相)、リヒャルト・フォン・ワイツゼッカー(元独大統領) 、ランベルト・ディーニ(元伊首相)の各氏が主宰する各専門家委員会が、広く世界に目を向けて候補者の推薦にあたります。その推薦リストに基づいて、日本の選考委員会が受賞候補者を選び、日本美術協会理事会で最終決定します。
国際顧問を退任されたヘルムート・シュミット(元西独首相)、ジャック・シラク(仏大統領)、デイビッド・ロックフェラー(米)、デイビッド・ロックフェラー・ジュニア(米)の各氏も、名誉顧問としてご協力いただいています。授賞式典は毎年10月、総裁の常陸宮殿下、同妃殿下のご臨席のもと、東京で行われます。