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第35回 高松宮殿下記念世界文化賞 受賞者 発表 / 第27回若手芸術家奨励制度 発表

2024.9.10

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 世界の優れた芸術家に贈られる高松宮殿下記念世界文化賞(公益財団法人 日本美術協会主催)の第35回受賞者が、9月10日(日本時間10日18:00)、東京、ロンドン、パリ、ローマ、ベルリン、ニューヨークの各都市で発表されました。

 今年の受賞者には、見知らぬ人々を自宅に招き、自身のベッドで眠る姿を撮影、インタビューを加えて作品にするなど、写真と言葉による作品で知られるソフィ・カル、椅子やテーブルなどの日常的な素材を用いて、政治的暴力から生じる喪失、悲哀、記憶、痛みなどの感情を表現するドリス・サルセド、創造性と革新性で建築に新たな可能性を切り拓き、災害支援において建築家としての新たな役割を実践する坂 茂、モーツァルト、シューベルトを主なレパートリーとし、音楽教育から社会活動にも取り組み、世界各地で後進の指導を行なっているピアニストのマリア・ジョアン・ピレシュ、時代の奔流に向き合う人間を描き、多くの観客を魅了する映画で、2度のアカデミー賞監督賞を受賞した台湾出身のアンリーの各氏が選ばれました。

 また、同時に発表された第27回若手芸術家奨励制度の対象団体には、インドネシア・ジャカルタで音楽、ダンス、演劇、文学、映画、美術など、さまざまなジャンルの表現活動を推進し、若手芸術家を支援している民間の複合芸術施設、コムニタス・サリハラ芸術センターが選ばれました。

以下、受賞者名よりプロフィールをご覧になれます。

第35回 高松宮殿下記念世界文化賞受賞者

■絵画部門    

■彫刻部門 

■建築部門

■音楽部門 

■演劇・映像部門

(フランス)

(コロンビア)

(日本)

(ポルトガル/スイス)

(台湾)

第27回 若手芸術家奨励制度 対象団体

コムニタス・サリハラ芸術センター (インドネシア)

 授賞式典は、11月19日(火)にオークラ東京で行います。5部門の受賞者には、それぞれ顕彰メダルと感謝状、賞金1500万円が贈られます。若手芸術家奨励制度の対象団体には、9月10日(火)に東京での発表記者会見の席上、奨励金500万円が贈られました。